11月3日開催 つぼみの会「秋の家族講習会」のご案内

1型糖尿病の患者と家族の会、つぼみの会では、毎年2回、家族講習会(勉強会)を開いています。講演会、体験談、パネル・ディスカッションなど盛りだくさんの内容です。今年も、11月3日に秋の家族講習会を開催いたします。新型コロナウイルスの猛威は予断を許さない状況ですが、私たちは対面による「家族講習会」を願っております。

会場は、スクール形式の使用でも通常の定員が400人近い、とても広いホールです。ソーシャルディスタンスを考慮しても200人くらいは入れますので、事前申し込みは行いません。自由にご参加いただけます。また、会場に来られない方のために、オンラインの中継も予定しています。

日時:2021年11月3日(祝)12:30~17:00

会場:あいおいニッセイ同和損保新宿ビル地下大ホール

会費:無料(会員のみ。当日入会の方は無料)

1,000円(非会員1家族当たり)

12:00  開場

12:30~12:40 開会挨拶

12:40~13:20 体験談:井上真生子さん

テーマ「1型糖尿病と共に元気な23年間」

13:30~14:20 講演:佐藤詩子先生 三楽病院小児科部長

演題「1型糖尿病とこどもの成長・思春期」

14:30~15:20 講演:西村一弘先生

駒沢女子大学健康栄養学科教授/緑風荘病院栄養室運営顧問

演題「カーボカウントを基礎から学んで、食事を楽しむ!」

15:40~16:50 パネル・ディスカッション

司会:布川(佐々木)香織先生

パネラー:西村一弘先生、佐藤詩子先生、井上真生子さん

16:50~17:00 アンケート記入、閉会挨拶

 

講師と講演テーマ

西村一弘先生

駒沢女子大学健康栄養学科教授/緑風荘病院栄養室運営顧問

「カーボカウントを基礎から学んで、食事を楽しむ!」

西村先生は2000年よりつぼみの会サマーキャンプに参加、2001年より栄養班のキャップを務めています。また、おさとうの会やカーボカウント講習会で会員ご家族の皆さんにもお馴染みのことと思います。今回の講演では、食事を楽しむための「カーボカウント」を基本からお話してくださいます。

 

佐藤詩子先生

三楽病院小児科部長

「1型糖尿病とこどもの成長・思春期」

佐藤先生は東京大学を卒業し、東京大学小児科に入局。当時、東大病院の上司でご自身が小児期発症の1型糖尿病である三木裕子先生につれられて、つぼみの会サマーキャンプに参加したそうです。1型糖尿病の診療にかかわって25年、どんなにインスリン療法関連機器が進歩しても、そこに、こどもたちの気持ち・個性・成長発達・日々の生活についての視点なくして診療は成り立たない、そんな観点からお話をされるそうです。

 

井上真生子さん

小学校教員・算数講師、サマーキャンプOG、生活スタッフ

「1型糖尿病と共に元気な23年間」

2歳半に発症し、インスリン注射で治療。高校生のとき、スノーボードがやりたくてインスリンポンプ治療に変更しました。発症時の幼少期から大人の今の生活の様子、サマーキャンプや生活スタッフとして経験したこと、受験問題と就職活動、学校の先生をこころざしたきっかけ、などをお話したいと思います。